【Windows10】キーボードがUS配列で認識される場合の直し方

キーボードイメージ画像

Windows10のPC SurfaceProにJIS配列の日本語キーボードをつないだらなぜかUS配列の英語キーボードとして認識され、押したキーとは別の文字が入力されてしまう状況が。

具体的にいえば半角/全角キーで’(シングルクオーテーション)、@(アットマーク)で別の記号が表示されるなど、打ったキーと実際に入力されるキーが違う。

今回はこのようにJIS配列の日本語キーボードがUS配列英語キーボードと認識される場合の直し方を解説します。

Windows10の言語設定から

実はこれ、Windows10の言語設定上でキーボードレイアウトが英語キーボードと設定されているため。私は普段USキーボードを使っていたので、どこかで設定が変わってしまったのかも。

直し方自体は簡単。のちほどスクショ画像付きでも解説しますが、ザックリ設定方法を解説すると下記。

  1. Winsows10設定を開く
  2. 「時刻と言語」をクリック
  3. 言語 → 日本語 → オプションの順にクリック
  4. 「レイアウトを変更する」をクリック
  5. 「日本語キーボード」を選択

以下、スクショ画像付きの手順解説。

なお、設定の反映にはPCの再起動が必要な点に注意。すぐに再起動しなくても大丈夫ですが、再起動するまでキーボードの配列はUS配列認識のまま直りません。

スクショ画像付き手順解説

スタートボタン(Windowsマーク)を右クリックするキャプチャー画像
スタートボタンからWindowsの設定画面へ

まずWindows10の設定を開きます。

  1. 画面左下のスタートボタン(Windowsマーク)を右クリックし、設定をクリック

で開けます。

Windows10の設定画面で「時刻と言語」をクリックするキャプチャー画像
時刻と言語をクリック
  1. 「時刻と言語」をクリック
言語、日本語、オプションの順にクリックするキャプチャー画像
最初は日本語、オプションは出てないが、順にクリックすると表示される
  1. 左メニュー内「言語」をクリック
  2. 優先する言語項の「日本語」をクリック
  3. 表示される「オプション」

手順4の日本語と5のオプションは初めは表示されていませんが、言語をクリックで日本語が、日本語をクリックでオプションが表示されます。

上記順でクリックしてください。

レイアウトを変更するをクリックするキャプチャー画像
ハードウェアキーボードレイアウトのレイアウトを変更するをクリック
  1. 「レイアウトを変更する」をクリック

続いてハードウェアキーボードレイアウトの「レイアウトを変更する」をクリックします。

最後の手順、日本語キーボードへの切り替え画面のキャプチャー画像
ラスト、日本語キーボードに切り替える
  1. 「日本語キーボード」を選択

ラスト、「日本語キーボード」を選択し、OK か 今すぐ再起動する で完了です。

「今すぐ再起動」をクリックするとPCが再起動し、日本語キーボードへの変更設定が反映されます。

再起動しては困るときはOKを押せば再起動されません。あとで自分のタイミングで再起動すれば大丈夫。

ただし、再起動しないと設定が反映されず日本語キーボードに切り替わらないので、再起動できるタイミングで設定することをオススメします。

日本語キーボードなのにUSキーボードとして認識される場合

IMEが英語になっている状態のスクショ画像
IMEの言語自体が英語になっていることも

ハードウェアキーボードレイアウトの設定が日本語キーボードでも、キーボードがUS配列の英語キーボードで入力されることがあります。

この場合、キーボードレイアウトではなくIME自体が英語に設定されている可能性があります。Win + SpaceなどIMEの言語切り替えショートカットキーを誤って押すとこうなってしまったり。

タスクバー右の方にあるIMEのアイコンが「ENG」となっているので、ここを日本語に切り替えましょう。

まとめ:JIS配列の日本語キーボードがUS配列で認識される場合の直し方

  • 半角/全角キーで「’」が入力されるなど、JIS配列の日本語キーボードがUS配列で認識されることがある
  • 原因はWindows10の言語設定でUS配列レイアウトが優先されているため
  • 優先レイアウトを日本語キーボードに変更すればOK

一番困るのが半角/全角キーが効かず、’(シングルクオーテーション)が入力される点。USキーボードだとこの位置が’キーなので。

(一応、USキーボードなのでAlt + 半角/全角を押せば切り替わります)