単焦点レンズのメリットとデメリット、ズームレンズとの違いとは?

なぜカメラレンズは黒い?

一切ズームができない不便なレンズ思われがちな単焦点レンズ。

ですが、単焦点レンズにはズームレンズにはない単焦点ならでのはのメリットがたくさんあります。

今回は単焦点レンズのメリットとデメリットをまとめ、その魅力をに迫ります。

単焦点レンズのメリット

  • ズームの機構がない分レンズを小型化でき、軽い。
  • 大口径にできるため絞りを大きく開け、短いシャッタースピードで明るく撮れる。
  • ズームレンズより画質がキレイな傾向がある、
  • 価格が全体的に安くなる傾向がある。

軽い明るいキレイ、そして安い

カメラレンズからズーム機構をないだけでこれだけのメリットがあります。

反対にいえばズームレンズには単焦点レンズと比べ比較的暗い、写りがキレイではない、価格が高いなどのデメリットがあると言えます。

また重量があり、全てはズーム機構を搭載するために構造が複雑になるため起こるデメリットです。

同じ画角を撮るのであれば単焦点レンズの方が画質的にも価格的にもメリットは大きいといえるでしょう。

単焦点レンズのデメリット

  • ズームが一切できないため、画角を変えるにはレンズを取り替えるしかない。
  • レンズ付け替えのために撮影が中断され、シャッターチャンスを逃すことも。
  • いろいろな画角に対応するためにはレンズの本数が増えるため、数や総重量が増えがち。

単焦点レンズのデメリットは、一切ズームができないため画角を変えるためにはいちいちレンズを付け替えないといけない点。

唯一にして最大の弱点です。

被写体もカメラマン自身も動かなかったり、カメラマンのペースで撮れるなら問題ないでしょう。

相手も動く、自分も動いて撮るようなシチュエーションではいろいろな距離で写真を撮れるズームレンズの方が向いています。

例えば運動会で単焦点レンズを使って子どもを撮る場合、子供が向こうからこっちへ走ってくるような場合には対応できません。

単焦点の望遠レンズでは遠くにいる時はよくても、こちらに気づいて走り寄ってきた時には全く対応不可。

我が子が走ってきたときの満面の笑みを撮れず……

「 そんな高いカメラ使っといてまともに撮れねーのかよ。 ウッチマエソンナガラクタ(・д・)チッ 」

と奥様から冷たい視線を受けることになるかも。

そして、多くの画角に対応するためにはレンズを付け替える必要がある=多くのレンズが必要になるということです。

その分レンズの数が増えて装備も重くなりますし、大きなバッグが必要になります。

単焦点レンズのメリット・デメリット まとめ

単焦点レンズにもズームレンズにもそれぞれメリットとデメリットがあります。

どちらがいい、どちらが絶対なんて議論になりがちですが、シチュエーションや被写体によって使い分けるのが一番でしょう。

一眼レフカメラやミラーレスは、せっかくレンズを付け替えられるのですから。