メカニカルキーボードとは?特徴とメリット・デメリット

キーボードイラスト

「 メカニカルキーボードって一体どんなもの? 」「 高いってことしか知らない 」って方多いですよね。

実はメカニカルキーボードは非常に打ちやすく、長時間のタイピングでも疲れにくい素晴らしいキーボードなんです。

メカニカルキーボードの特徴

Cherry社製switchを搭載したメカニカルキーボード(ピンク軸)

キーひとつひとつに独立した機械式スイッチを搭載している。

メカニカルキーボードとは、キーひとつひとつにバネをつけた独立式機械スイッチのキーボードを指します。

一般的なキーボードでよく使われるメンブレン式やパンダグラフ式と比較して非常に高い耐久性と優れた打鍵感、正確性が最大の特徴

若干高価ではありますが、特にキーボードをヘビーに使用するライターやゲーマーなどに絶大なる支持を集めています。

主にCherry社製のスイッチが使われており、Cherry社が作っているスイッチの軸色の違いによって押し心地やサウンドなどに違いが出ます。

そのため、「 どの軸を使ったキーボードか 」を赤軸、青軸などといった言い方で表します。

メカニカルキーボードのメリット

  • 半押し程度でも入力されうため、軽くて早いタイピングでも文字抜けがない。
  • キーの戻りが早く、連打など早い入力にも非常にレスポンスが良い。(特に黒軸)
  • 公称値で1億回打鍵しても大丈夫なほど耐久性が高い。わざと壊そうにも多分指が先に壊れる。
  • ひとつひとつのキーが独立しているので、もしキーが壊れても一か所だけ交換で修理できる。
  • 青軸、赤軸、黒軸、茶軸などさまざまなタイプがあり、好みに合わせて選べる。
  • カチャカチャした感触と音が気持ちいい。

メカニカルキーボードのデメリット

  • 高価な点が最大のデメリット。
  • 軸にもよるが、カチャカチャとうるさい。(特に青軸)
  • エルゴノミックモデルがない。

メリットに対し、デメリットは驚くほど少ない。その数少ないデメリットもメリットに対していえば小さいものです。

例えば高価な点は「 高耐久性で長く使える&キーごとの修理が可能 」である点を考えたら大したデメリットでもないでしょう。

また、カチャカチャとうるさいデメリットも赤軸や黒軸などクリック音のない軸であれば普通のキーボードと大差ありません。青軸など一部の種類のみが異状にうるさいです。(それが好きな人が多いんですけど)

音に関しては数ある軸色の中からタイピング音も選べるのがメカニカルキーボードの特徴のひとつ。

黒軸でも音が気になる方は、メカニカルキーボードよりも静電容量無接点方式がオススメです。

また、デザイン的には一般的なキーボードのみで、人間工学に基づいたデザインで手首などにやさしいエルゴノミックモデルがない点もデメリットといえます。(私の知る限り)

とはいえ、もとよりキーを軽く押すだけで入力でき、タイピングによるストレスが非常に少ないのがメカニカルキーボードです。

エルゴノミックキーボードは角度や姿勢による手首へのストレスを減らすものなら、メカニカルキーボードは指や手にかかる無駄な力によるストレスを軽減するもの。

どちらがいいかは好み次第ですね。

メカニカルキーボードのエルゴノミクスキーボードが出ればベストなんですけど、ニッチすぎる上に出ても高すぎて手が出せない予感がします。

メカニカルキーボードには光るモデルが多い?

光るメカニカルキーボード。

画像のようにメカニカルキーボードはキートップが光るモデルが多くあります。光る機能は特にゲーマー向けのゲーミングキーボードに多いですね。

もとよりパソコンで本気でゲームをやるとき、ゲーム画面以外のものが目に入らないように室内を暗くします。

そうした時にキーが全く見えないのでは困るためキートップが光るのです。

もちろん少なからずカッコつけも入っていますが、実用的な理由もあります。そもそも本気の人はキーなんてそんなにみませんし。

まとめ:メカニカルキーボードのメリット

  • メカニカルキーボードとは、キーごとにバネとスイッチが入っている高級キーボード。
  • キーの戻りが反応が非常に良いので、長時間のタイピングでもストレスにならず疲れにくい。
  • 入力漏れの少なく確実性た高い&連打性に優れているため、ゲーム用途としても人気。
  • 主にCherry社製のスイッチが使われ、軸の色(種類)によって「 赤軸 」「 青軸 」などと呼ばれる。
  • 軸の色によって打鍵音やタイミングの重さなど打鍵感が大きく違う。

簡単なはなし、触ってみれば一発で「 なるほど! 」と思うようなキーボードです。

秋葉原のヨドバシカメラとかなど大きな家電量販店などでは展示品もたくさんあったりするので、立ち寄った際はぜひ一度試してみていただきたい。