【HTML】aタグへのname属性はもうやめよう。ページ内リンクも動かず、AMPエラーが出る。
少し古いHTML知識をお持ちの方だと、ページ内リンクのaタグへid属性と一緒にname属性を入れる方も多いでしょう。
ブランクのあるコーダーに気をつけていただきたいのですが、HTML5ではaタグへのname属性は非推奨となっており、Firefoxなどモダンブラウザではすでに動作しなくなっています。
すでに入れているname属性はid属性に入れ替えよう
現在、ページ内リンクのタグを書くとき、アンカー地点の主流はid属性です。name属性で書いたタグはどんどんidに置き換えてしまいましょう。
1ページにつき二つ存在してはいけないid属性はページ内リンクにピッタリです。
id属性とname属性を一緒に入れているのもNG
いま現在でもページ内リンクのアンカー地点としてタグにid属性とname属性を両方書いているページもたくさん存在しています。
両方あればid属性にひっかかるのでページ内リンクとしては問題なく動作します。
が、id属性と併記でもname属性は消してしまった方が良いです。そして今後は一切使わない方が無難です。
一応、HTML5でaタグへのname属性は非推奨ながら、指定値がカラでなければ警告のみでエラーは出ません。(name属性値とid属性値が一致している必要はあります)
ただし、いま現在GoogleがTwitterとともに推し進めているAMPではname属性がNGのため、AMPエラーとなってしまいます。
AMPはAccelerated Mobile Pagesの略で、要はスマホなどモバイル環境でもページをサクッと読み込めるようAMP専用のタグを使いましょう~ってなもの。
Googleが推しているくらいですから、今後AMPもSSL化(アドレスのhttps化)同様SEOに大きな影響を与え、検索順位で優遇されるようになっていくでしょう。
そもそもGoogleは表示速度が速いページが大好きですし。
特にWordPressで作ったブログやページではあとからでもAMP対応のテーマに切り替えたりプラグインを入れるだけで簡単にAMP対応できます。
が、aタグにname属性が入っているとAMPエラーによりそのページはSEO恩恵を受けられないのです。
まだまだAMPは走りだしたばかりですが、将来のことを考えて今の内から準備しておいた方が良いでしょう。
name属性を使ってはいけない理由 まとめ
- HTML5ではaタグのname属性は非推奨となっており、すでにモダンブラウザではページ内リンクには使用できないものも。
- aタグにname属性が存在するページはAMPエラーとなってしまうため、サイトをAMPに対応してもSEO恩恵を受けることができない。
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