Windows10を常時完全シャットダウンにする設定方法
Widows10やWindow8.1は次回起動時のスピードを速めるため、通常の手順でシャットダウンしても完全にはシャットダウンされない機能がついています。
この機能は高速スタートアップといい、Windows10ではデフォルトで設定されています。そのため、Wi-fiにつながらない時などWindows7なら再起動すればいいような不具合でも、一度シャットダウンしても直らないこともあります。
この中途半端なシャットダウン=高速スタートアップ機能をオフにし、常に完全シャットダウンに設定する方法を解説します。
なお、常時ではなく一回だけ完全シャットダウンするときや、Widows8.1での常時完全シャットダウン設定方法は別途解説しています。
下記関連記事リンクよりご覧ください。
常時完全シャットダウン設定は電源オプションから
常時シャットダウンは電源オプションから設定できます。
以下画像付きで解説します。
画像はいいから要約しろって方はココをクリックorタップ。
Windowsボタンを右クリックし、電源オプションを選択
まず画面一番左下、タスクバーにあるWindowsボタンを右クリックします(Windowsボタン=旧スタートボタン)。
メニューが表示されるので、その中から「 電源オプション 」をクリック。
関連設定をクリック
設定画面の電源とスリープウィンドウが表示されます。
その中に「 関連設定 」をクリック。少し下にスクロールしたところにあります。
電源ボタンの動作を選択するをクリック
電源オプション画面が表示されたら、左側にある「 電源ボタンをの動作を選択 」をクリックします。
(ちなみに「 カバーを閉じたときの動作の選択 」からでも同じ画面に飛ぶことができます)
高速スタートアップを~チェックを外し、変更の保存で設定完了
最後に「 高速スタートアップを有効にする 」のチェックを外し、変更を保存をクリックして設定終了です。
設定手順要約
- Windowsボタンを右クリックし、電源オプションを選択
- 関連設定をクリック
- 「 電源ボタンの動作を選択する 」をクリック
- 「 高速スタートアップを~ 」のチェックを外し、変更の保存で設定完了
チェックが外せない場合
なお、設定画面上で「 高速スタートアップを有効にする 」部分がグレーアウトしていてチェックを外せないことがあるようです。
この場合、少し上にある「 現在利用可能ではない設定を変更します 」をクリックしましょう。
これで「 高速スタートアップを有効にする 」のチェックを外せるようになります。
Windows10を常時完全シャットダウン設定方法 まとめ
- 高速シャットダウンには起動が早くなるメリットがあるが、完全にはシャットダウンされないため再起動が完全ではない。
- Windows10を常時完全にシャットダウンされるようにしたい場合、設定が必要。
- Windowsボタンを右クリック → 関連設定 → 電源ボタンの動作の選択 → 高速スタートアップを有効にするのチェックを外し、変更を保存をクリック。
- 持ち運び用のモバイルPCならともかく、職場のパソコンなど1日に一回電源を付けて消すだけなら常時完全シャットダウンがオススメ。
結構パソコンに長く触ってきた人で、「 電源を入れ直せば大体のバグは直る 」と思ってる人ほど、Windows10やWindows8.1に移行したあと高速シャットダウンの罠に陥りがち。
「 あれ、起動し直したのにネットに繋がらない 」なんて時は、完全シャットダウンになっているか確認してみましょう。
もしくは、「 再起動 」であれば完全シャットダウンしてから起動し直してくれるので、調子が悪いと感じたりなんらかの不具合が出ているときは再起動を選択するのもあり。
持ち運んで使うようなモバイルPCならともかく、職場のパソコンなど1日一回電源をつけ、最後に消すだけの使い方なら、常時完全にシャットダウンにしておくことをオススメします。
デフォルトの高速シャットダウンに比べ起動は若干時間がかかりますが、シャットダウンするたびに完全に再起動されるため動作が安定しやすくなるので。
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