PC版Joplinで同期が遅い・調子悪い時の対処方法 – WindowsもMacも
改悪の多いEvernoteから逃げてJoplinを使ってはや1年。Joplin便利なんですけど、時折同期に時間がかかる、同期せず調子が悪いことがあるんですよね。
Joplinで同期できない時の対処方法がわかったので備忘録がてら。
対処方法1:同期先から再ダウンロード
Joplinで同期の調子が悪いときは同期先から再ダウンロードを試してみましょう。手順をざっくり書くと下記。
- 環境設定
- 同期
- 詳細設定を表示
- ローカルデータを削除して同期先から再ダウンロードする
まず、調子が悪いPCでJoplinの環境設定画面を開きます。
Mac版Joplinなら⌘command + ,(カンマ) / Windows版ならCtrl + ,で開けます。
あとは同期メニューから詳細設定を表示し、「ローカルデータを削除して同期先から再ダウンロードする」でオッケー。
読んで字のごとく、「ローカルデータを削除して同期先から再ダウンロードする」はローカル上のJoplinデータをすべて削除し、クラウド上のノートをすべて同期します。
まだクラウド上にアップしていない最新データを持っているPC上でやってしまうとそのデータは消滅するので注意。
不安な場合はJoplinのエクスポート機能でバックアップをとることをオススメします。
対処方法2:ちゃんとしましょ、Joplinのアプデ
同期の調子が悪いときはJoplinをアップデートすることで直ることも。Joplinのバージョンが古いことが同期問題の原因になることがあるためです。
同期関連の不具合は大抵上記手順で同期先から再ダウンロードすることで直ります。が、根本的な問題は解決せずまた同期できなくなる可能性が高め。そもそも直らないこともあるし。
普通のOSやアプリなら多少アップデートサボっても不具合が出ないことものもありますが、JoplinはEvernoteとは違い専用のサーバーなどを持たず、データ同期はクラウドストレージなどほかのアプリに依存しています(アプリが以外にWebDAVとかもあるけど)。
なので、OnedriveやDropboxなど同期用アプリの仕様が変わると、Joplinも影響を受けて同期できなくなったり時間がかかることがあるのです。Onedriveで実際ありました。私も食らいました。
バージョンアプデを促すエラーメッセージが出ることも
アップデートが原因で同期されない場合、下記のような同期エラーメッセージが出ることがあります。
最新のエラー: Error: Sync version of the target(3) is greater than the version supported by the client(2). Please upgrade your client.
この場合はアプデするだけでオッケーなのでぜひアップデートしましょう。
ただ、必ずしもエラーメッセージが出るとは限らない点に注意。
上記のエラーメッセージが出ずに同期がずっとグルグルするようなときでも、アプデで直ることは多々あるので、少しでも怪しいなぁ、と思ったらJoplinのアップデートがきてないかチェックしてみましょう。
オープンソースのフリーソフトなのにこまめにアップデートされてありがたくも面倒な限りですが、放っておくと大事なデータが流出するとか、致命的なエラーでデータが消えた! なんてこともあり得る話。
使い勝手の面からもセキュリティの面からも、アップデートはこまめにしておくことをオススメします。すぐ終わるし。
まとめ:PC版Joplinで同期が遅い・調子悪い時の対処方法
- Joplinが同期されない、遅いなど調子が悪いときは「ローカルデータを削除して同期先から再ダウンロードする」で再同期すると直る
- Joplinのバージョンが古いことが原因の場合もあるので、アップデートも忘れず
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