Altキーの読み方と意味 ×アルト ○オルト

キーボードのAltキー

結論、Altはオルトと読むのが正解です。

なんて読むかわからないとついアルトと読みたくなる字面ですよね。画像の拡張子.gifをギフって言いたくなるのと似てる。

ホントはジフなのに。

Alt = Alternateの略なので「オルト」

AltはAlternateの略で、読み方はオルタネート

なのでAlt=アルトではなくオルト

Alternateの発音を聴く限り、「オルタネイト」だけでなく「アルタネイト」っぽくも聴こえる言い方もあります。

外来語なのでアルトと読んでも必ずしも間違いではないともいえるかも。

とはいえ、日本語読み・カタカナ表記ではAlternateはオルタネイト、Altはオルトが一般的。

ニューヨーク生まれ、ダウンタウン育ち、悪い奴はだいたい友達なネイティブアメリケーヌならともかく、日本人なら普通にアルトと読んだ方が無難です。

意味は交互に、代わりになど

Alternateは交互の、かわるがわる、相互の、といった意味の言葉。

1〈2つの出来事などが〉交互の,かわるがわるの
1a〈行為などが〉相互の,お互いの(reciprocal)
1b《生物》〈葉が〉(茎に対して)互生の;〈器官などが〉交互に並んでいる

alternateの意味 – 小学館 プログレッシブ英和中辞典

押している間、ほかのキーの働きを入れ替えるって意味で使われているのでしょう。

個人的にはMacの⌥optionの方がわかりやすいと思うんですけど。⌥アイコンもスイッチの切り替えの絵でわかりやすい。

Windowを閉じるAlt + F4なんてまさにショートカットキーのためのオプションって感じだし。

ちなみに、電子部品としてのスイッチにも切り替え方式としてオルタネート方式というものがあります。

こちらはAltとは違い押している間ではなく、押すごとに経路が切り替わりますが。どちらかといえばCapsLockに近いイメージ。

余談:オルタネートピッキング

Alternate オルタネートが「交互に」って意味で使われている例として、ギターのオルタネートピッキングが挙げられます。

(こちらもやはりアルタネートピッキングとは呼ばれません)

リズムに合わせて腕を振る要領でダウンピッキングとアップピッキングを交互に入れて、ピッキングが不要な場合でも腕の振りは止めず、空振りする弾き方です。

テンポ・リズムキープがしやすいため、弾きながら歌うフォーク系やギターボーカルがよく使う印象。

ここぞという場面で音のメリハリをつけたり弾き方でも魅せたいリードギターはあえてオルタネートではなく、腕の振りを崩したりします。

まとめ:Altの読み方と意味

  • Altの読み方はアルトではなくオルトが正解
  • AltがAlternate オルタネートの略であるため