【SurfaceGoまとめ】価格・スペックをリストにしました!

2018年7月11日

なんとも公園でポケモンでも捕まえれそうな廉価版Surface、SurfaceGo

もちろん廉価版なのでSurfacePro6に比べると全体的にスペックが低い面はあるものの、モバイル用タブレットPCとしての魅力がふんだんに詰まった仕上がりです。

SurfaceGo、破格の価格

エディションSurfaceGO
メモリ 4GB / ストレージ eMMC64GB
SurfaceGO
メモリ 8GB / ストレージ SSD128GB
一般向け64,800円82,800円
法人向け52,800円70,800円
教育機関向け47,800円65,800円

LTEモデルの価格は後述します。

本家北米での価格は399ドルと脅威の400ドル切り。各サイト400ドル400ドルと盛り上がっていますが、実際は399ドル。

日本版は再安価でも64,800円で、ドル円換算で考えるとちょっと高価……

といっても、メモリ 8GB / ストレージ SSD128GBモデルでも82,800円で、SurfaceProと比べると安価です。

ちなみにストレージとメモリを1段階ずつ上げたメモリ 8GB / ストレージ SSD128GBのWi-Fiモデルで549ドル。PhotoshopやIllustratorなど重めのソフトもガシガシ使うなら、最低でもこれくらいのスペックは欲しいところ。

CPUはどちらもIntel 第7世代Pentium Gold 4415Yを搭載しています。詳しいスペックについてはのちほど。

LTEモデルSurfaceGo LTE Advancedも遅れて発売!

simカードを挿せるLTEモデル SurfaceGo LTE Advancedも発売されています。

エディションSurfaceGO
メモリ 4GB / ストレージ eMMC64GB
SurfaceGO
メモリ 8GB / ストレージ SSD128GB
販売価格84,800円90,800円
発売日2018年11月23日(金・祝)2019年1月29日(火)

ベースモデルはメモリ 8GB / ストレージ SSD128GBモデル。SurfaceProでもLTEモデルは1スペックのみなので、SurfaceGo LTE Advancedのバリエーションも128GBモデルのみになると思われます。

なお、2018年内リリース予定だったSSD256GBモデルはまだ発売されていません。現段階で具体的な価格情報もなし。

全体的にサイズダウン、スペックダウンしたSurface

上記はあくまでもSurfaceGO本体の価格です。

SurfaceGo専用のタイプカバーも用意されているので、タイプカバーの価格込みで考えた方がいいでしょう。

正直、Surfaceはタイプカバーがセットで1体みたいなもんですからね。

また、Surface専用のスタイラスペンであるSurfaceペンはSurfaceProと共用としてして使うことができます。

4096段階の筆圧検知にも対応しています。ちなみにSurfaceGoにペンは付属していないので使う方は別途購入が必要。

Surfaceペンの価格は下記の通り。

全モデルスペック構成

SurfaceGoで構成できるスペックをまとめました。

スペック項目スペック値
OSWindows 10 Home in S Mode(一般向け) / Windows 10 Pro(商用向け)
CPU第7世代Intel Pentium Gold Processor 4415Y(2コア 1.6GHz)
GPUHD Graphics 615
ストレージ容量64GB eMMC / 128GB SSD / 256GB SSD
メモリ4GB / 8GB
画面解像度1800×1200(4:3)
本体サイズ245×175×8.3mm
重量約522g
バッテリー9時間稼働

廉価版として抑えるべきは抑えつつも、ストレージやメモリなど使い勝手に直結するスペックはオプションでグレードアップできるようになっているとわかります。

スペックと特徴をひとつずつ具体的に紐解いていきましょう。

OSはWindows10 Sだが無料で通常版に切り替え可能

SurfaceGoのOSには標準装備でWindows10 Sがついています。

ただ、Windows10 SのSモードは無償で解除できます。解除してしまえば普通のパソコンと同じように使えるので、気にしなくてもいいかと。

Windows10 SはSモードが搭載されたもので、もともとは学校などで学習用途で使うことを目的としたもの。

Windows10 Sでは使えるアプリケーションがWindowsStoreからダウンロードできるもの、Windows公式の認証を受けたものに限られます。

Sモードは解除できますが、一度外すとSモードに戻せない点には注意。将来お子さんに与えたいとかであればSモードのままでの運用も考えた方がいいでしょう。

なお法人向けの商用モデルはデフォルトではSモードにはなっていませんが、購入後にSモードに切り替えることが可能です。

CPUは第7世代のintel Pentium Gold Processor 4415Y

SurfacePro(Pro5世代)と同じ第7世代のCPUを搭載。

SurfaceProのCore m3 / Core i5 / Core i7に比べれば少々心許ないところ。

しかしPentiumとはいえ先新世代のintel Pentium Gold Processor 4415Y

世代の古いCPUを積んだパソコンに比べれば全然よかよかではないでしょうか。

持ち運べてPhotoshopやIllustratorもガンガン使えるメイン機が欲しければSurfacePro、メイン機があってちょっと外で使うサブ機が欲しければSurfaceGoと棲み分けができています。

待望のLTEモデルも2019年1月に出そろいましたし。ちなみにSurfaceGoのGPUは現行第5世代SurfaceProのCore m3モデルと同じHD Graphics 615を搭載しています。

ストレージとメモリ

ストレージはコスパに優れたeMMC 64GBと、読み取り / 書き込み速度の速いSSDで128GB / 256GB がラインナップ。

64GBは入れておくアプリやファイルを絞って容量節約に気を遣う必要があり、普通のパソコンとして使うには割としんどいかと。

128GBでも長く使っているとあっという間にファイルがたまってしまうので、多少気を遣いながらの使用が必要。サブ機ならともかく、ファイルもアプリ・ソフトも気にせずいれていきたいなら256GB欲しいところ。

メモリは4GBと8GBのみで、16GBはありません。しかしメモリが16GBあってもCPU的にも使いきれないかと。

ガッツリとした資料編集などをしたり、ある程度快適に使うのであれば8GB。

4GBはタブレット代わりにネットブラウズや資料閲覧メインで、Officeでちょっとした資料編集であれば我慢できる……って感じになるでしょうね。

PhotoshopとかIllustratorとかDreamWeaverとか、Adobe製品使いたいなら絶対8GBあった方がいい。

画面解像度

アスペクト比の問題でフルHDではありませんが、解像度はフルHD同等よりちょっと高め。

画面解像度は1800×1200とSurfaceProシリーズの2736 x 1824に比べれば低めながら、アスペクト比はSurfaceシリーズの伝統に習い3:2。

1920×1080ではないので厳密にはフルHDとはいえませんが、大体同等。というか、画素数でいえばフルHDを少し超えたくらい。

(フルHD=201万9600画素 / SurfaceGo=216万画素)

10インチでこの画素数、十分というか十分すぎ。むしろ細かくて解像度調整したくなるレベルかと。

SurfaceGoの本体サイズと重量

SurfaceGoの本体サイズは10インチクラス。外寸は245×175×8.3mmで、B5用紙より少し小さいくらいのサイズ感です。(ちなみにB5用紙が257×182mm)

ちょうどA4用紙サイズの12.3インチSurfaceProに比べ一回り小さめです。

重量はSurfaceシリーズ史上最軽量の約521g(1.15ポンド)。

現行第6世代iPadの469gに比べれば50gほど重いものの、タイプカバーをつけずタブレットとして使うにも十分すぎるほどの軽量さです。サイズダウンが効いてますね。

SurfaceGoスペック・発売日情報 まとめ

256GBモデルの具体的な価格と発売時期についてはいまだ触れられず。一応2018年年内発売予定にはなっていますが……

私はいつもSurfaceProをバッグに入れて持ち歩いているんですけど、A4用紙(SurfaceProがA4サイズ)が入るバッグとなるとどうしてもそれなりのサイズになっちゃうんですよね。

でもSurfaceGoならちょっと小さめのバッグにポイッて入れて持ち運べて、どこでもブログの下書きとか軽い作業ができる。CPUに若干不安はありますが、簡単な作業ならPhotoshopなんかも問題なく使えるでしょう。

iPadを買おうかと悩んだこともありましたが、ターゲットは完全にSurfaceGoに。

これは楽しみです!