【設定方法・使い方】Switch Joy-ConがPCの左手デバイス・リモコンマウスとして使える!

2018年10月10日

最近、Photoshop作業中はキーボードがフルにはいらないし、好きにキーを配列できる左手デバイスが欲しいなぁ、と思っていたら……

Switchのコントローラー Joy-Conを左手デバイスとして使えるじゃないですか!

左手デバイスとしてだけでなく、右手片手デバイスとしても両手でコントローラー的にも使えます。

さっそくJoy-ConのPCへの設定&使い方をまとめました。

Joy-Conで作業とかどう使うの?

よく考えたらJoy-Conって優秀な左手デバイス?

Joy-ConをPCにつないで設定すれば、

  • スティックでマウスを動かしたり画面をスクロールさせる
  • ボタンに各種ショートカットキーなどを割り当てる

といったことが可能です。

スティック(上下左右)+SL、SRを含む11ボタンにキーやマウス操作を割り当てることが可能。Bluetoothペアリングボタン以外すべて利用できます。

この割り当てが本当に自由で、画面スクロールやマウスカーソルの移動、各クリックからキーボードの各種キーまで設定できます。

現状よく使われている下記の使い方にオススメ。

  • 絵描きさん:右手ペンタブ or スタイラスペンでイラストを描く際の左手デバイスとして
  • サラリーマン・学生さん:プレゼンや発表時、PowerPointのスライド送り用リモコンとして
  • 自宅でぐうたらしてる人:PCをテレビにつないで動画みるときのリモコン的な簡易マウスとして
  • ゲーマー:普通にゲーム用のコントローラーとして

例えば、Enterも通常のEnterとテンキー側のEnterを別物として割り当てできるなどかなり細かい設定が可能です。

(Photoshopだと通常Enterはテキスト改行でテンキーEnterはテキストレイヤーの変更確定になるなど、ソフトによって働きが違う)

また、4つまでの同時押しを自由に設定可能で、実質PCで使うほぼすべてのショートカットキーを割り当てられます。

なにより子どもでも片手で持てるサイズ感&重量の無線デバイス。素晴らしいではありませんか。

 

Joy-Conの設定方法・手順

PCにJoy-Conを設定する方法・手順を解説します。

スクショとWindows10での手順とスクショで解説していますが、Bluetooth対応であればほかバージョンのWindowsでも同様の手順をたどることで対応可能です。

なお、PCがBluetoothに対応していない場合はUSB型のBluetoothレシーバーで対応可能です。購入してご用意ください。

ただし、Macはこの方法では対応不可。MacPCとJoy-Conの接続まではいけると思いますが、後述するキーの設定ができなそう。

Joy-ConをBluetoothペアリングモードに

Joy-ConをBluetoothペアリングモードにする。

はじめにJoy-ConをBluetoothでPCと接続します。

おすそ分けプレイでL / Rボタンとして使うSL / SRボタンの間にある丸いボタンを長押しすることでペアリングモードに。

ペアリングモードになると4つのLEDインジゲーターが流れるように光ります。

ちなみにSwitch Joy-Conは左用(L)か右用の(R)のどちらかだけでひとつのコントローラー扱い。なので両方使う場合でも片方ずつ設定する形になります。

Joy-ConをBluetoothで接続

Windows10側でBluetooth設定画面をだす。

続いて、PC側でJoy-ConをBluetooth接続します。

  • 左下のWindowsマーク(旧スタートボタン)を右クリック
  • 設定をクリック
  • デバイスをクリック(上記画像部分)

Windows10なら上記手順でBluetoothのペアリング検索画面が開けます。(Windows7や8.1をお使い方はおのおのBluetooth設定画面へたどり着いてください)

「 Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する 」をクリック。

続いて「 Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する 」をクリックします。

すると新しく「 デバイスを追加する 」ウィンドウが表示されるので、Bluetoothを選択

先ほどペアリングモードにしたJoy-Conが一覧に表示されているはずなので選択しましょう。

これでPCとJoy-Conが接続されました。

続いてJoy-Conにキーや機能の割り当て設定をします。

細かい設定やキー割り当てはJoyToKeyで

JoyToKeyでJoy-Conの挙動を設定しよう。

Joy-Conのスティックや各ボタンにキーや割り当てを設定するためにJoyToKeyというソフトを入れます

JoyToKeyはSwitch Joy-Conに限らずPS4やXBoxのゲームパッドなどコントローラをPCで使う際にキーコンフィグを設定するソフトです。

下記URLより手に入れてください。

JoyToKeyはバージョン4.0以降有料のシェアウェアとされていますが、無料試用版に機能制限や使用期限など利用制限が一切ありません。実質フリーソフト状態。気軽にお使いください。

ただ、気に入ったら購入をオススメします。JoyToKey作者の方もこまめなアップデートもされていますし、便利ツールを提供してくださるみなさんの励みになるはず。

JoyToKeyの設定方法

Joy-Conなどコントローラのボタンを押すとJoyToKeyで対応する部分がハイライトされる。

JoyToKey自体は割と直感的に使えるソフトなのでPC慣れしている方ならすぐ使い方がわかるかと思います。

設定するコントローラ・ゲームパッド(今回の場合はSwitchのJoy-Con)のボタンを押すとJoyToKey側で対応するボタンが黄色でハイライトされるので、選択して「 このボタンを編集 」をクリック。

あとは使い方に合わせてキーを割り当てたりマウスの動きやホイール・クリックを割り当てればオッケー。

キーを複数割り当てればショートカットとしても使えます。(最大4キー同時押し)

なお、ただキーを設定しただけだと押しっぱなしにしても連続入力になりません。連続入力にしたい場合は連打機能を使いましょう。

ただし、1秒16連打とかに設定するとすさまじいことになります。高橋名人にはぐっとこらえていただき、1秒に3回か4回程度の設定がオススメです。(どんな機能を割り当てて使うかにもよりますけど)

 

まとめ:WindowsPCでSwitch Joy-Conを使うための設定方法・使い方

  • SwitchのJoy-ConをWindowsPCにつなぐことで片手で持てるリモコンマウス・左手デバイス的に使うことが可能
  • マウスの操作、画面スクロール、作業時の各種ショートカットキー、PowerPointのスライド送りなどに使える
  • 接続はBluetooth、Joy-Conの操作(アナログスティックやボタン)への割り当てにはフリーソフトJoyToKeyを使う

今回は簡単にご紹介しましたが、JoyToKeyにはいろいろな機能を駆使すればかなり高度な設定も可能になります。

デバイスとしても結構優秀なので、Switchをお持ちの方、また左デバイスなどをお探しの方はぜひご検討ください。