【PC容量の増やし方】Windows10の以前のインストールバージョンを消す方法
PCを長く使っているとデータが増えて保存できる空き要領がだんだんと小さくなっていきます。
実はPCの要領を大きく圧迫するデータの一つが、Windowsの以前のインストールバージョン。
Windows10はアップデートがあると、前のバージョンをバックアップとしてWindows.oldフォルダに保存します。
細かいアップデートの場合は数GBで済みますが、大型のアップデートでは数十GBに及ぶこともあり、ストレージの空き容量を大きく圧迫するのです。
Windows10 以前のバージョンの消し方・手順
Windows10 以前のバージョンを削除するのは難しいことではありません。Windows10の設定画面をポチポチとクリックするだけで消すことができます。
ディスクのクリーンアップ機能を使う方法もありますが、今回はWindows10の一時ファイル削除機能を利用した方法で解説します。
画像付きで解説しますが、画像はいらない!って方はコチラをクリックでスキップできます。
Windows10の設定画面を開き、システムをクリック
まずWindows10の設定画面を開き、システムをクリックします。
(Windows10の設定画面は左下にあるWindowsボタンをクリックしたあとに出る歯車マークで開けます。もしくはWindowsボタンを 右クリック → 設定 からでも)
ストレージメニュー内のCドライブをクリック
続いて、左メニューにあるストレージをクリック。
右側の画面が変わったら、WindowsがインストールされているCドライブを選択します。
一時ファイルをクリック
Cドライブ内のファイル・容量構成が表示されるので、一時ファイルをクリックします。
Windowsの以前のバージョンにチェックを入れ、ファイルの削除
これで最後。「 Windowsの以前のインストールにチェック 」を入れ、一番下にあるファイルの削除をクリックしてください。
あとは少し待つだけで、Windows.old内に保存されたWindows10の古いバージョンを削除が完了します。
消し方 要約
- Windowsボタンの右クリックなどよりWindows10の設定画面を開く
- システムをクリック
- 左メニュー内のストレージをクリック
- ドライブごとに容量が表示されているうちCドライブをクリック
- 一時ファイルをクリック
- 「 Windowsの以前のインストール 」にチェックを入れ、ファイルの削除をクリック
以前のバージョンを削除するリスク
ただし前回記事でも書いた通り、以前のバージョンを消すと現在のWindows10バージョンに問題が出た場合戻せなくなるリスクもあります。
どうせ28日で自動的に消えますので、ストレージの空き容量に困っていない場合は特にわざわざ削除しなくても良いでしょう。(前回記事は下記リンクより)
反対に、Windows.oldではなくTEMPフォルダ内に保存される一時ファイルは削除しても特にリスクがありません。
上記ページでもご紹介していますが、「 Windowsの以前のインストール 」をチェックする際に一緒に「 一時ファイル 」をチェックしておくことで削除することができます。
一時ファイルは特に設定していなければ自動で消えることもないので、気づけば数十GBたまってしまうこともあります。
もしたまっているようであれば、Windowsの以前のインストールバージョンよりも一時ファイルを消した方が良いでしょう。
まとめ:Windows10の以前のインストールバージョンを消す方法
- 「 Windowsの以前のインストール 」とは、アップデート前のWindows10バージョンの一時ファイル。
- 何らかの不具合などが出た場合などに元に戻すことができるようWindows.oldの中にバックアップされている。
- 大型のアップデートあとなどは数十GBにも及ぶことがある。
- 基本的に28日程度で自動的に削除されるが、ストレージの空き容量に余裕がない場合は自分で消すのもある。
今回Windows10の大型アップデートがあったため、私の場合40GBもの以前のインストールバージョンが一時ファイルとして残っていました。
WindowsをインストールしているSSDのストレージが128GBしかないPCなので空き容量を非常に食う状況だったので、早速消去。
とはいえ、先述の通りリスクがないわけでもないので、余裕があればわざわざ消す必要もないでしょう。(私自身、お世話になったことはありませんが)
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