【WordPress】ブログのサイドバーは左より右がオススメ！

2018年11月9日

WordPressブログでもレンタルブログでも、記事や文章などコンテンツの左右どちらかにサイドバーをおくのが一般的になっています。

で、新しくブログを立ち上げるときに迷うのが、サイドバーを左においてコンテンツを右にするか、コンテンツを左においてサイドバーを右にするか。

大差ないように思うかもしれませんが、サイドバーの位置もSEO・検索順位にも関わる大事な要素のひとつです。

記事などコンテンツが重要かナビが重要か

結論からいえば、ブログではサイドバーは右がオススメです。

実際に多くのブログ、メディア用のWordPressテーマはサイドバーは右で、ずいぶん前から主流として使われています。

例えばYahoo！ニュースをはじめとしたメディアサイトでもそのほとんどがサイドバーは右にあります。ご覧の通り本サイトも右側。（スマホだと下だけど）

その理由は人の目線の動きにあります。

日本人が横書きの文章を読むときは目線が Z を描く。

私たち日本人は横書きの文章を読むとき、視線が左 → 右、上 → 下へ動くのが基本です。

（小説など縦書きテキストだと右 → 左）

ブログを読むときも同じで、一番最初に読者の目につくのは左上の部分です。

なので、サイドバーを左に置くと最初に読者の目に飛び込むファーストビューがコンテンツ＝記事の内容ではなくサイドバーになってしまいます。

サイドバーは別名サイドナビとも呼び、読者がほかのコンテンツへ移動しやすくサイト内のコンテンツを整理しておく役割を持つもの。

さらにいえばサイドバーが左にあれば左ナビ、右にあれば右ナビとも呼ばれるほどにサイドバーはナビナビしいもの。

ちなみにヘッダーはグローバルナビと呼ばれる。

コンテンツを読みに来たのにいきなり別の場所にナビされたら読者は読む気がそがれて離脱してしまいます。

そこで耐えたとしても、記事の行が変わるたびに左にあるサイドバーに目が行くため本来コンテンツに向くべき集中力が分散されてしまいます。
コンテンツ＝文章など記事の内容が重要なブログ・メディアにおいてはサイドバーは右にあるサイドナビが正解なのです。

コンテンツの段がコンテンツ（記事の内容）とサイドバーのふたつに分かれる構成を2カラムと呼びます。要素がふたつだから2カラム。

本ブログも含め、多くのブログで主流になっています。

これに対しサイドバーがなくコンテンツが左右に広くどーんとしている構成を1カラムといいます。要素がコンテンツのひとつだけだから1カラム。

画像や動画が大写しにできるため非常にインパクトの強い構成になります。PCとスマホとで見た目の違いが少なくなるメリットも。

ただ、横に広すぎるためテキスト主体のブログには向かない＆サイドバーがない分サイト内の回遊性が悪いデメリットがあります。

インパクト重視＆シンプルなサイトでないと向きません。

そして、コンテンツに対しサイドバーがふたつある構成を3カラムといいます。

アメブロやまとめサイトに多い構成です。

コンテンツとなるブログ本文部分が狭くなるため、見やすさを考えると自然と改行が増えてしまいます。また、あまり長文向きではありません。

あまり一般的ではない変則的な例として、サイドバーが左右ではなく右にふたつ、みたいな例もあります。

これはサイドバーに入れるバナーやコンテンツが多すぎる場合にページが長くならないようにするための苦肉の策といえるでしょう。

選択肢のひとつとして1カラム、3カラムもご紹介しましたが、特別な狙いがないのであればひとまず右サイドバーの2カラムがオススメです。

ちなみにECサイト（ネット通販ショップ）も2カラムが主流。ですが、ブログとは逆にサイドバーが左側にあることが多いです。

これはコンテンツ（商品ページそのもの）よりも各種キャンペーンや特集バナーをアピールし、よりたくさん買ってもらう＝回遊性を重視する狙いがあります。

ただ、ECサイトでもブログ同様サイドバーなしの1カラムサイトでオシャレさを重視しているショップも増えています。

1カラム、3カラムの選択肢も含め、サイドバーの配置はどんなブログにしたいか、なにを目指すべきかにもよります。お手本のブログがあるならそこをそのままマネするのもあり。

しかし、特にお手本にしたいブログもない初めてのブログとかブログ初心者の方なら、迷わず2カラム右サイドバー一択です。

社会人にとってのとりあえず生ビールと同じです。

ブログも数をこなさないと見えないものがたくさんあります。サイドバーがどっちかに迷ってる暇があったら、まず書いて書いて書きまくりましょう！

とりあえず右サイドバーでね！