AmazonJSをオススメしないたった一つの理由【WordPress アフィリンクプラグイン】

AmazonJSをオススメしない理由

WordPressでAmazonアフィリエイトリンクといえば、長らくAmazonJS一強でした。

しかしこれからWordPress運営を始める皆さんや、サイトを増やそうと思っている方にはAmazonJSの使用はオススメしません

今後は使用を控えた方が良いでしょう。

プラグインの更新が途切れている点も問題ですが、WordPressのバージョンを上げていっても特に使用はできています。

が、将来性を考えると非常にクリティカルな問題が浮上しています。

AmazonJSはGoogleが推進しているAMPに対応していないのです。

私もついに先日、全サイトで使うのをやめました。

AMPとは?

Googleが推進するスマホ向けサイト規格であるAMP

AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、簡単に言えば「 スマホでサイトを高速で表示させるための構造規格 」です。

すでにWordPressサイトを自動でAMP化するプラグインや最初からAMPに対応したWordPressテーマも登場しています。

細かい内容は控えますが、外部CSSやJavaScriptの使用に制限があるなど、多くの制約をもって表示を高速化させています。

2018年2月現在ではさほど広まっていませんし、急ぎ対応する必要はありません。

が、Googleが推奨している規格なので、いずれ検索順位にも関わることは容易に想像がつきます。

AmazonJSはAMPに非対応

更新されなくなって久しいAmazonJS

AmazonJSが今後アップデートで対応される可能性も低い。

AmazonJSは [AmazonJS …] などと書かれたショートコードをプラグインがJavaScriptで読み取り、アフィリエイトリンクに書き換える構造になっています。

しかしAMPページではJavaScriptは原則アウト。

つまりAmazonJSを使っている限り、AMPを対応させることはできません

AmazonJSはその完成度の高さから今でも広く使われていますが、冒頭でも述べた通りすでにプラグインの更新が途切れている状況。

AmazonJSがプラグインとしてAMPに対応することは望み薄といえます。

実際にはAmazonJSを使っているページもAMP表示させることはできますが、Googleから「 このページAMPエラー出てるからダメ 」とNGが出ます。

AMPエラーによる影響は現状未知数ですが、よくてもAMPがないのと同じ扱いで、かえって表示順位を下げられる可能性もあります。

Amazon公式プラグインのAssociates Link Builederがオススメ

今まではAmazonの公式アフィリエイトリンクはダサいし、いちいちAmazonアソシエイツでリンクを発行しないといけないのが面倒でした。

それでWordPress上でシンプルかつ簡単にリンクを張れるAmazonJSプラグインが重宝されていた経緯があります。

ですが、今ではAmazonがWordPress用公式プラグインAssociates Link Builederをリリースしているのです。

見た目のテンプレもいくつか用意されていますし、表示させる項目とCSSカスタマイズもプラグインの設定画面でできるので、WordPress・CSS初心者から上級者まで使いやすいプラグインです。

設定方法も使い方もAmazonJSでほぼ同じで、しかもAMPにも対応。コレが大きいですよね。

(個人的には商品検索画面はAmazonJSの方が使いやすかったのですが、2018年2月現在Beta版なので今後改善されていくかと思われます)

AmazonJSはどうしてもダメか

今後、AmazonJSはAMPに一切ダメかと言えば、100%そうとも言い切れない面もあります。

AmazonJSを使っていた方は非常に多く、影響の大きさからかWordPressテーマによっては作者がAmazonJSでもAMPに対応させるカスタマイズ方法を提供していることも。

しかし現状対策方法が提供されているのは特定のテーマやAMPプラグインを使った限られた環境でのみで、しかもプラグインやテーマのカスタマイズが必要。

AMPに対するAmazonJSプラグインの根本的な解決方法とはいえないでしょう。

また、AmazonJSがAMPに対応する可能性も0とは言い切れません。もとより非常に完成度が高く更新の少ないプラグインだったので、現状更新がないのが開発をやめたためか単純に必要に迫られていないためかは不明。

全てはプラグイン作者のmakoto_kwさん次第といったところです。

が、Amazonが公式としてAssociates Link Builederプラグインを出した現状、その存在意義もかなり薄まったかと思われます。

もともとAmazonJS自体が、Amazonアソシエイツで発行できるアフィリエイトリンクがダサすぎる&

もしAmazonJSがAMPに対応してくれればAmazonJSからの移行が面倒な方には助かる話です。

しかし使い勝手・機能面で同等の公式プラグインがある以上、サードパーティー製プラグインであるAmazonJSの存在意義は薄く、今後選ばれにくいのではないかと。

個人的にはAmazonJSの検索画面が非常に優秀で好きなのですが……

AMPが本格化するのはまだまだ先だけれど

2018年2月現在ではGoogleの施策により、サイトのURLを http:// から https:// に切り替えるSSL化がSEOの主軸となっています。

が、そのあとに優遇されるのはAMP対応と予測されています。

AMP対応が直接表示順位に絡むことはなくとも、Googleがモバイルファーストとしてスマホでの表示速度を優先させると言っている以上、表示速度で通常のサイトよりも優れたAMPは無視できない存在です。

SSL化の次はAMPに対応させるべきと考えるのが妥当です。

まとめ:AmazonJSをオススメしない理由

  • AmazonJSプラグインは現状AMPに非対応なので、今後使用を控えるべき。
  • 似たプラグインでAmazon公式のAssociates Link Builederが提供されており、AMP対応でオススメ。

もちろん「 AMPに対応する予定はない。 」「 難しいことはわからないのでAmazonJSのままで良い。 」との方もいらっしゃるかと思います。

スキルの問題、技術的な問題などいろいろあるかとは思いますし、今後のAMPの展望もまだ不透明なところはあるため様子見の判断も有りでしょう。

しかし、いざAMPを導入する際に障壁になる可能性が非常に高いAmazonJSの使用は少なくとも避けるべきと考えるのが自然です。

少なくとも、今後新たなサイトを立ち上げる場合のAmazonアフィリンクにはAmazonJSの使用は避け、Associates Link Builederを使うことを強くオススメします。

(もちろん、既存のサイトで今後張るリンクだけでも、Associates Link Builederにしておくと良いかと)